解像度4K@30、3D、フルHDの映像を遅延や画質の劣化を気にせず伝送
HDMI接続により、現在主流のフルHD解像度の他、さらにフルHD 4倍の4K解像度や3D伝送に対応。
最大信号を4分配し映像信号は非圧縮で伝送されるため、遅延や劣化を気にすることなく最大70m（4K@30は最大40m）伝送します。

分配と延長の二つの機能を一つで実現
従来、HDMI信号を分配する場合は分配器、長距離延長をする場合には複数のHDMIケーブルとリピーターが必要でした。HD-07HPSは、HD-07HPSを1台とHD-07HPER 4台、4本のLANケーブルで4分配、最大70mの延長が可能。従来のシステムを比べ大幅なコストメリットを実現します。

映像・音声・コントロール信号に加え、PoC （パワー・オーバー・ケーブル）電源供給で最大4台の受信機に給電可能
映像・音声・コントロール信号・電源を1つに集約し伝送致します。PoC機能では、HD-07HPS側のみにACアダプタを接続するだけで最大4台の各HD-07HPERへ電源を供給する為、各HD-07HPER端末へのACアダプタ接続が不要となります。

HDMI出力端子搭載
入力されたソースを分配出力するHDMI出力端子をHD-07HPSに搭載。手元の液晶モニター等を接続する事で、遠距離に設置されたテレビやプロジェクターでのコンテンツを同時に表示する事が可能です。
また、このHDMI出力端子からもう一台のHD-07HPSのHDMI入力端子に接続する事で分配器側でのデイジーチェーン接続に対応します。
デイジーチェーン接続は、HD-07HPS 4台まで接続可能な為、最大16台のテレビやプロジェクターへ同一コンテンツを配信できます。

安価なCAT5e/6 ツイストペアLANケーブルで伝送
既存のRJ-45コネクタを採用したCat6/5eのツイストペアケーブルで最大70m先まで非圧縮で映像や音声信号を伝送するため、劣化が少なく、長距離伝送をスムーズに行うことができます。
また、配線が容易で安価に入手可能なLANケーブルを採用することで、設置場所のレイアウトに合わせて配線することができます。HDMIケーブルとHDMI信号増幅器の組み合わせでの長距離伝送と比較してもより安価にシステム導入が可能となります。
また、HD-07HPSとHD-07HPERの組み合わせで、HDMI信号の4分配と各々の延長を同時に行うことができ、HDMI信号の分配時に問題となりがちな信号の減衰を抑え、安定した映像出力を実現します。

EDIDエミュレーション機能搭載
HD-07HPSには5種類のEDID情報が記憶されています。
HDMI信号を分配する際に、モニターやプロジェクターなど機器毎にEDIDが異なった場合、接続した映像出力機器側でのEDID誤認識が発生した結果、映像が表示されない問題が発生する場合がございます。
モニターやプロジェクターが対応する共通の解像度のEDIDを設定することで、EDIDの誤認識を防ぎ、安定した信号出力が可能となります。

Deep Color対応で色彩豊かな映像を再現。
RGB各色を最大で12bitで表現できるDeep Colorに対応。
色の表現をより広く、より深く、より遠くまで伝送できます。

通常出力時	ディープカラー出力時

抜け防止DCコネクタに非脱落型（キャプティブ・スクリュー）RS-232Cコネクタ採用

本体電源コネクタに抜け防止のネジ式コネクタを採用。 ネジ式で本体とACアダプターコネクタを固定するため足を引っ掛けるなど、 ケーブルを引っ張っても抜けません。 また、RS-232C用コネクタには、非脱落型（キャプティブ・スクリュー）コネクタを採用し、付属の専用RS-232Cケーブル以外でも設置環境に合わせたケーブル長での接続が可能となります。

RS-232CコマンドでのHDBaseTポートON/OFF制御機能
複数接続したモニターやプロジェクター間にて特定、または、全ての映像出力を停止、または、出力したい場合は、HD-07HPSへRS-232C経由でのコマンド送信にて制御が可能です。特定の部屋に設置された映像表示機器へのみ映像出力を停止したい場合等に有効です。